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ブックレビュー『 45歳からは「眠り方」を変えなさい』

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睡眠負債を返済 しようと思っているところ、この本の存在を知った

深い睡眠がいいのかと思ってたら、深い睡眠にも、浅い睡眠にも役目があり共に大事

1日7.5時間は寝たい!

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40歳以降の人がかかえがちな悩みは、睡眠が鍵

多くの人は、悩みを解消するために

・スポーツを始める

・ダイエットをする

・病院へ行く

・メンタルクリニックのドアを叩く

これらのことをする前に、眠り方を見直してはどうか

 

いい睡眠がとれれば、ハイレベルの記憶力や集中力、疲れ知らず・病気知らずの元気な心身、毎日の充実が得られ、いい人生が送れる

 

 

睡眠の質は、脈拍と血圧でチェック

『ゾウの時間 ネズミの時間』という本には、「生まれたときから、何回心臓が刻んだら止まるというのが決まっている」という説が書かれている

早く刻むネズミは、寿命が短く

ゆっくり刻むゾウは、寿命が長い

ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 (中公新書)

 

睡眠が不足すると、70・80回、多い人では90回打つことも珍しくない

睡眠不足は、人生を早送りしている

 

睡眠不足か、質が悪くなってないかのチェック

【起床時の目安】

最高血圧 120

最低血圧  60

脈拍  60/分

トラブルをかかえてるのに、医師からは問題ないと言われている人は、この数値を目安に確認

 

 

7.5時間の睡眠がベスト

本当は45歳じゃなくても、若くてもベストな睡眠は変わらない

だけど、30代まではパワーがあるから、寝不足でもなんとかなると思えてしまう

何をも優先して睡眠を確保する必要性を実感できるのは40歳以降

だから、本のタイトルは「45歳からは」となっている

 

睡眠不足がもたらす体への影響、病気のリスク、能力の低下を、本当に理解していないと、生活や働き方を変えることはできない

 

仮にある日5時間睡眠だったとしたら、取り戻すためには10時間寝ないといけない

なかなか10時間寝るのは大変だから、生活のパターンを良い睡眠が取れるスタイルにしないと実践できない

 

 

認知症の原因にもなる睡眠不足

【深い睡眠】

睡眠不足だと、頭がボーッとする

実際脳に十分な血液が送られてないから、活動が鈍ってしまう

 

 

効率的脳を使うためには、神経細胞(ニューロン)同士のつながりが大事

ニューロンの能力を維持するには、脳を休める必要がある

深い睡眠(ノンレム睡眠)時に、脳細胞の電気活動が停止して、脳は休まる

また、脳の神経細胞は、睡眠時だけ溜まってる老廃物を捨てることができる

深い睡眠が取れないと、脳の中に老廃物が溜まって、認知症になるリスクが高まる

 

一般的に睡眠のサイクルは90分といわれていて、5時間睡眠だと、ノンレム睡眠は3回、7.5時間睡眠だと5回訪れる

ノンレム睡眠のときに、成長ホルモンが分泌され、細胞が新しく生まれ変わるから、実際若々しくいられる

 

 

【浅い睡眠】

浅い眠り(レム睡眠中)には、不要な記憶を選別削除し、必要な記憶を定着させる

記憶には2種類あって、例えば歯を磨くなど、なにも考えなくても動ける「行動記憶」

経験や思い出などの「エピソード記憶」

 

普段の生活の90%以上は無意識にに行われている

つまづいたり、ぶつかりやすい人は、睡眠が足りない可能性がある

 

レム睡眠は、目覚め時に多いため、

短い睡眠しか取らない人は、必然的にレム睡眠が少なくなる

レム睡眠が少ないと、記憶の定着率が下がってしまう

覚えておくべき記憶と、忘れていい記憶が曖昧になるから、必要な記憶をうまく呼び出せず、脳を効率的に使えない

 

 

 

睡眠の質を高めるテクニック・睡眠の量を増やす方法

本書の最後には、テクニックも紹介されているか、実践するには睡眠の必要性を理解してないと、難しいかもしれない

 

 

45歳からは「眠り方」を変えなさい 闘うビジネスマンの脳と体を最高レベルにする方法

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(補足)

スマートウォッチで、睡眠の質を計測してみるのもあり

 

7時間半睡眠はなかなか難しい

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