前回乳がん検診のことを書いたので、今回は胃がん検診について書きます
健康診断で初めて胃のレントゲンを受けたら、これまた再検査になってしまいました
再検査は、内視鏡です
またまた知り合いの看護師さんに相談したら、当時「大病院を辞めて、開業したばかりのS先生がいるから、そこに行くといい」とのこと
理由は、機器が最新なのでカメラが細いから
もちろん腕もいいのだけど
結果は胃底腺ポリープでした
「胃底腺ポリープとは、女性に多く、複数あるが良性で、放っておいても大丈夫というタイプのポリープ」
また同時に検査してくれたピロリ菌も、陰性でした
(※胃底腺ポリープの説明については、一般社団法人日本消化器内視鏡学会のホームページにリンクしています)
S先生によれば、
「ピロリ菌がなくて、喫煙していないのなら、99.999....%胃がんになることはない
毎年、胃がん検診にお金をかけるなら、婦人科や他のものにお金をかけなさい」とのお言葉
ありがたい
そんな先生他にはいません
ポリープがあるから、レントゲン検査だとポリープが写っちゃうし、良性かどうかも判定しないので、必ず再検査になっちゃう
それに好きじゃないのよね
空腹時に最初に口にするのが造影剤なのは悲しくなるし、逆流性食道炎のきらいがあるから、発泡剤飲んで我慢するのもツラい
なので、それ以降レントゲンでの検診はやらないことにしました
3~5年に1度、内視鏡でいいと言われてるし、自己責任だけど私もそれでいいと思ってます
S先生の持論によれば、レントゲン検査は止めた方がいい
市の無料検診で、誘われて受けた人が、腸にバリウムが詰まって、開腹手術をし、結果友人関係も微妙になった話なども、聞くそうです
胸のレントゲンは一瞬だけど、胃のレントゲンは検査している間、ずっと照射されていて、いい角度のを撮影するので、被曝量も胸のレントゲンの150~300倍だと言われている
バリウムにしても、X線にしても、身体への負担が大きい検査だから、内視鏡の一択です
【参考】
国立研究開発法人放射線医学総合研究所作成の『放射線被ばくの早見図』より引用
(矢印や○を加筆しました)
ピロリ菌の検査は、一度はみんなやった方がいい
ピロリ菌の検査は簡単だし、仮にピロリ菌があっても、内服薬で除去できるし、胃がんのリスクを軽減できるから、やらない理由がない
大腸がん検査を悩んでる
本当は、S先生のところで、大腸がん検査をしようと思ってたのに、やる決心をしたときには、扱わなくなってました
これまた、S先生の持論によれば、
- 大腸がん検診は、便検査で再検査になってからでいい
- 内視鏡検査は腸を破るリスクがあるから、無理してやらなくていい
とのこと
大腸がん検診は、大量の水も飲まなきゃいけなくて大変そうなイメージがあるから、やらなくていいならラッキーだけど、そうは言っても胃にはポリープがあるし、1回くらいは受けておこうかなぁと悩んでる
だけど、どこで受けるかも更なる悩み事なので、結論が出てません