6月に梅雨が明けて、そして暑い
少しだけ涼やかな魚道生けをやったので、備忘録 します
魚道生け
通常は、1つの剣山に、真・流・受という枠を作って生けます
が、
魚道生けは、剣山を2つ使います
片方を水辺、片方を丘に見立てて、その間を魚が泳げるよう道を作ります
展覧会では、丘の方の剣山に石を乗せて、丘であることを表します
今回の花材
- ふとい
- 芍薬(しゃくやく)
ふといが、水辺のもの
芍薬が、丘のもの となります
ふといと、芍薬のうちの2本で、枠を作っています
ポイントは、『ふとい』
大きな花を咲かす芍薬に対抗できるよう、本数でボリュームを出します
今回は9本使いました
9本で真となるようにします
その9本を生けるときも、3本を一束と考え、真・流・受を意識した長短をつけます
また、3本一束の中も、真・流・受を意識した長短をつけます
ふといのトップは、先端がスッとしたものを選びます
余計なものは、カットします