生活向上委員会

日々の生活を、ちょっと豊かにする 活動記録

生け花を生けてみよう (基本の形)

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第40回船橋市華道展にお越しいただいた皆さま、ありがとうございます。

〈前期〉平成29年9月26日~28日

〈後期〉平成29年9月29日~10月1日

おかげさまで、たくさんの方にご覧いただきました。


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今回の出品作をどのように生けたか、ご紹介します。

〈準備〉
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新聞紙を敷いて、バケツに花材を入れておきます。

 

①.主材 (枝もの) を生けます

今回は、『ユーカリ』を主材にしています

真・流・受で、形をつくり、添えを入れます

真は形がきれいで、先がスッとした枝を選びます
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②.「中間の花」と「谷」を入れます

今回は、『くるくま』をメインにして、「中間の花」と「谷」にしています

枝より少し短めの長さで、枝と枝の間に入れていきます
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③.今回は展覧会用に、『トルコ桔梗』でお花に、高低差とボリュームを足します
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④.枝にも、葉を足して変化をつけます
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⑤.隙間に、スターチスを入れていきます (うずめ)
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⑥.最後に『脱色シダ』で、更に華やかに (飾り)
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今回ご紹介したのは、華蔵院古流の『真の逆勝手』 という生け方です。

一番基本の形を、鏡映しのように左右反対にして生けてます。

 

③以降は、展覧会用に盛ってますので、基本の形は②までで、「谷」や「真と後添えの中間の花」は別の種類のお花を使うことが多いです。

 

ご興味のある方は、試してみて下さいね。