生活向上委員会

日々の生活を、ちょっと豊かにする 活動記録

魚道生け (ぎょどういけ) について 備忘録

スポンサーリンク

 

6月に梅雨が明けて、そして暑い

少しだけ涼やかな魚道生けをやったので、備忘録 します
f:id:seikatsukojoiinkai:20180701111950j:image

 

 

魚道生け

通常は、1つの剣山に、真・流・受という枠を作って生けます

が、

魚道生けは、剣山を2つ使います

片方を水辺、片方を丘に見立てて、その間を魚が泳げるよう道を作ります

展覧会では、丘の方の剣山に石を乗せて、丘であることを表します 
f:id:seikatsukojoiinkai:20180701113453j:image

 

今回の花材

  • ふとい
  • 芍薬(しゃくやく)

 

ふといが、水辺のもの

芍薬が、丘のもの となります

ふといと、芍薬のうちの2本で、枠を作っています 
f:id:seikatsukojoiinkai:20180701112554j:image

 

ポイントは、『ふとい』

大きな花を咲かす芍薬に対抗できるよう、本数でボリュームを出します

今回は9本使いました

9本で真となるようにします

その9本を生けるときも、3本を一束と考え、真・流・受を意識した長短をつけます

また、3本一束の中も、真・流・受を意識した長短をつけます

 

ふといのトップは、先端がスッとしたものを選びます

余計なものは、カットします


f:id:seikatsukojoiinkai:20180701113057j:image